腎臓病を改善する薬

薬物療法の大半が対処療法

薬を飲む女性

 

 

 

腎臓病を改善するには薬による治療も重要です!


 

腎臓病治療は基本的に3つの柱を中心に行うことが鉄則で、どれか1つが欠けても治療がうまくいきません。

 

その3つは、

@食事療法、A生活習慣の見直し、B薬による治療

です。

 

治療を行う際には、医師からの指示を厳守することが重要で、それが病状を改善する近道でもあるのです。

 

こちらでは、3つの柱のうち、薬による治療についてご紹介しています。

 

薬による治療は「原因療法」と「対処療法」の2つの方法で行われています。原因療法は症状を引き起こしている要因を排除するもので、対処療法は実際にかかっている病状を軽減するものです。

 

現在、薬の治療においては、残念なことに原因療法を行う技術がまだまだ不十分ですので、大半が対処療法で行われています。対処療法であっても病状の進行防止や改善に役立ちますので、充分に有効な方法なのです。

 

尚、薬の治療では腎臓の状態や合併症などによって処方される薬が異なりますので、医師の指示に従って決められた薬を飲むことが大切です。その人の病状に合わせて、医師が腎臓の改善に良い薬を厳選しますので、信用できるクリニックで診察を受けるようにしましょう!

 

ところで、腎臓病の治療は自分1人で行うものですので、とても孤独です。精神的に辛いこともたくさんあります。特に食べ物を我慢しなければならないことがとても辛いでしょう。

 

そこで家族や友人に励ましてもらうなど、心の支えを作ることも大切です。厳しくても負けずに病気に向き合うようにしましょう。


どんな薬があるでしょう?

腎臓病の改善に良い薬には様々な種類があります。以下に代表的なものをピックアップしました。

 

尚、最近では柴苓湯(さいれいとう)などの漢方も腎臓病の治療に有効であることが明らかになり、使われるようになりました。病院で診察をしてもらえば、症状に最適な薬を処方してくれます。

 

副腎皮質ステロイド 腎炎やネフローゼ症候群の治療に使われ、炎症を鎮めて免疫機構を調整する作用がある
免疫抑制薬 免疫機能が自分の器官や組織を攻撃してしまう病気に対して使用する
降圧薬 高血圧は腎機能を低下される要因の1つなので、血圧を下げるために使われる
血流を改善する薬 血液が固まったり、血流が悪ければ腎機能に悪影響を与えるため、血流を改善するために使われる
脂質異常症治療薬・高尿酸血症治療薬 脂質異常症は腎臓の障害を進行させる要因の1つ:高尿酸血症が継続すると慢性腎臓病になりやすい
吸着薬 腎不全などで腎臓が不要物を排泄できなくなった際に、吸着させて体外に出すために使う
腎機能低下で不足する物質を補う薬 腎臓の機能が低下して本来の働きができなくなると不足する物質が発生するため、それを補う薬

充分な効果を得るためには、用法や用量を守ること!

薬を持つ手

 

用法や容量について

 

薬を飲むと血液中に吸収されて、体内の各部位に運ばれて効果を発揮します。

 

その後、薬は代謝されて無毒化されますが、その際に大部分は肝臓で胆汁として処理され、一部が腎臓で濾過されて尿となり排泄されます。ところが、腎機能が低下していると充分に排除することが難しくなり、血液中の薬の濃度が高くなってしまいます。それにより不具合が発生するケースがあります。

 

そこで重要になってくるのが、

薬の用法や用量を厳守する

ことです。

 

いくら腎臓の改善に良い薬を飲んでも、飲み方を間違えると効果が充分に発揮されなかったり、場合によっては副作用が発生することがあります。薬の用法や用量は患者さんの病状に合わせて医師が判断していますので、指示に合わせて服用しなければなりません。

 

そのため、「朝飲み忘れたので、昼にまとめて飲もう」「昼はいつも飲む時間がないので、夜に2回分飲めばいい」などの自分勝手な判断をしてはいけません。飲み忘れることなどは誰にでもあることですので、万が一の場合に備えて医師に確認しておくことも必要です。

 

種類によっては多めに飲んでも問題がない薬もありますし、増量してはいけないものもありますので、事前に把握しておくようにしましょう。

 

もし、飲み忘れてしまい、医師へ確認していない時は、次回の服用時は増量しないで通常の量で飲むことをオススメします。後でその旨を伝えるようにしてください。また当然ですが、自分の判断で薬を飲むのをやめたり、量を増減させてはいけません。最悪の場合、病状が悪化することになるかもしれません。

 

 

副作用の不安について

薬といえば副作用が気になる方も多いと思います。そこで事前に医師から、どのような副作用が出る可能性があるか確認しておくことが大切です。

 

もし、副作用が出るなどの異常を感じたときは、すぐに医師に相談しましょう。状況に応じて薬の分量を調整したり、服用する間隔を変更するなどの指示を出してくれると思います。それによって副作用の問題が解決するでしょう。

 

また、腎臓病の患者さんが市販薬を使う時は注意しなければなりません。特に非ステロイド性解熱消炎鎮痛薬(痛み止め・風邪薬)、抗菌薬、高尿酸血症薬、H2受容体拮抗薬(H2ブロッカー・胃潰瘍や慢性胃炎の薬)はなるべく避けたほうが良いでしょう。

 

腎機能を低下させる可能性がありますので、使用する際には薬剤師や医師と相談するようにしてください。

 

副作用は、他の薬との飲み合わせが悪い時、食べ物との相性が悪い時、決められた用法や容量を守らなかった時に発生しやしくなりますので、充分に注意しましょう。

 

 

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