腎臓病と栄養補給について

サプリメントを飲む人

 

 

近年は健康に関心を持ち、定期的にサプリメントを購入する人が増えてきました。今やサプリメント市場はどんどん成長し、様々な製品が登場するようになりました。

 

マツモトキヨシ、ウェルパーク、くすりの福太郎などのドラッグストアやコンビニエンスストアへ足を運べば、あらゆる種類のサプリメントが並んでいます。みなさんも1度は購入されたことがあるのではないでしょうか!

 

もともと食生活での欠点を補う役割を持っていますので、食事のメニューをチェックして足りなくなると思われる栄養素をピックアップしてサプリメントを選ぶことが多いと思います。

 

そんなサプリメントは腎臓病の方の食事療法でも活用できます。では、具体的にどのようなケースで使われるのでしょう?それは下記でご説明していますので、ぜひ参考にしてください。

 


腎臓病では食事療法が最も重要

私たちは普段から腎臓病という言葉を耳にする機会があると思いますが、この腎臓病は大きく2つに分別できます。

 

不具合が発生する部位が腎臓に限られるものを原発性腎疾患と呼び、体全体に不具合が起こり、その中で腎臓に影響が及ぶものは続発性(二次性)腎疾患と呼ばれています。

 

これらの病気のほとんどが、体内の余分なものを排泄する濾過機能の役割を果たす糸球体に障害が起こっているのです。原因は先天性因子、ウイルスや細菌の感染、免疫異常などがあげられます。

 

腎臓病には多くの病名があり、症状によってそれぞれ治療法が異なります。治療方法には生活運動制限療法、薬物療法、透析療法などがありますが、最も重要なのが食事療法です。また、食事療法は腎臓への負担を軽くして、病状の悪化を防ぐ役割もあります。

 

そのため腎臓が悪い人は食事療法と長期間付き合っていく必要があります。

 

尚、食事療法は病状によって臨機応変に対応することが大切であり、担当医師や管理栄養士と相談して行います。たとえ同じ病気であっても、過去の経過や現在の症状の重さなどから、違うやり方で実施されることもあるのです。

 

通常は腎臓病の食事療法と言えば、ナトリウム(塩分)、タンパク質、カリウム、水分、リンなどを必要に応じて制限するのが一般的です。ところが、食事制限によって新たな問題が発生し、それについての対策が必要になるケースもありますので覚えておきましょう。

エネルギー不足は腎臓へ悪影響を与える

食事療法では特定の栄養成分の摂取を控えることがポイントになりますが、それだけでは不充分です。なぜなら新たな問題が持ちあがってくるからです。

 

そこで、その問題についてご説明します。

 

制限しなければならない栄養成分の中にタンパク質があります。このタンパク質はその役目を終えると代謝されて窒素化合物に変化し、老廃物として体外へ排出されます。この処理を行っている器官は腎臓です。

 

ところが腎臓に障害が発生して、その機能を充分に果たせなくなると窒素化合物を排出できなくなるのです。そうなると老廃物が体内に蓄積されて血液中に残存して尿毒症になってしまいます。また、糸球体に大きな負担をかけるため腎臓病の症状を悪化させることにもなるのです。そのため腎臓病の時はタンパク質の摂取量を制限しなければなりません。

 

このタンパク質の制限がエネルギー不足という新たな問題を引き起こします。

 

タンパク質が豊富な食材と言えば、牛・豚・鶏などの肉類、サバ・サケ・マグロ・エビなどの魚介類、そして卵や豆類などが思い浮かぶと思います。しかし、これらには炭水化物や脂質などのエネルギーも含まれているのです。そのためタンパク質を制限すると体内に取り入れるエネルギー源の量まで減少してしまうことになるのです。

 

さらに肉や魚などのタンパク質は、ご飯の「おかず」になるものです。そのためタンパク質を控えると、おかずの量が減ることになり、ご飯もすすまなくなってしまうのです。ご飯にはエネルギーとなる炭水化物が含まれていますので、さらにエネルギー不足が深刻になってしまうのです。

 

エネルギーが不足すると体内の筋肉や脂肪などを作るタンパク質を破壊してエネルギーを生成するようになります。そうなると、せっかく制限しているタンパク質が壊されることによって発生する窒素化合物が増えてしまうのです。

 

そのためエネルギー不足になるとタンパク質を制限しても意味がなくなりますし、腎臓へ悪影響を与えることになるのです。

エネルギーの補給にサプリメントを活用する

タンパク質の制限によるエネルギー不足を解消するにはサプリメントの活用がオススメです。なぜなら、これを食事でカバーしようとするとタンパク質が少なくて、エネルギーを確保できる食材を選ばなければならないからです。

 

そうなると、おかずを減らしてご飯や糖類などを多めに食べることになりますが、これでは食べにくくなりますね。

 

そこでサプリメントを使ってエネルギーを補給すると良いのです。

 

具体的な商品では、ザバスの「エナジーメーカーゼリー」「ピットインエネルギージェル」「クレアチン」、森永製菓の「ウイダーインゼリー」などがあります。ライフスタイルに合わせて、自分が摂取しやすい商品を探してみましょう。

 

尚、サプリメントは栄養補助食品ですので医薬品と違って副作用の不安はありませんが、腎臓病の時は栄養成分について様々な制限がありますので、それを充分に確認してから選ぶようにしましょう。

 

また、飲み始めて具合が悪くなるようであれば、サプリメントのメーカー窓口へ相談するようにしましょう。自分に合ったサプリメントを摂取することが最も重要なのです。

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