タウリンにはどんな効果や効能があるの?

元気な中高年

 

タウリンにはどのような健康効果があるのでしょう?

 

まず、生活習慣病(肥満、糖尿病、高血圧、脂肪肝、脂質異常症)、循環器疾患(心筋梗塞、脳卒中)、消化器疾患(胃潰瘍、腸炎)などを予防する働きがあることがわかっています。

 

また、アルコールの解毒を促進して肝機能をサポートしたり、活性酸素から肝細胞を守ってくれますので、肝臓の病気を防ぐ効果もあります。さらには、運動能力を向上させたり、アンチエイジングや美容に関する効果も期待できます。

 

これらの効果は、タウリンが持っている様々な作用が体内の各組織で現れることによって、発揮されていると考えられています。

 

タウリンの作用には、「恒常性維持(浸透圧調節)」「抗酸化」「胆汁酸抱合」「アセドアルデヒドの分解を早める」「脂肪燃焼」など、様々なものがありますが、それらが健康増進に役立っているのです。

 

また、タウリンは私たちには必要不可欠な物質であり、不足すると体内の様々な器官で機能異常が発生すると考えられています。

 

WHOカーディアック・スタディ(世界中の栄養と健康の関係について研究してきたプロジェクト)によると、タウリンが多く含まれている魚介類をたくさん食べている地域の人々は食べていない地域の人々と比較すると、はるかに健康で長生きしていることがわかったそうです。

 

また、タウリンを魚介類などから摂っている人たちは、高血圧、心筋梗塞などを発症するリスクも低いことが明らかになっています。そのため、ぜひ積極的に摂取して頂きたい成分なのです。

 

毎日の食事から取り入れるのは難しいですが、タウリンサプリメントを利用すれば、お手軽に摂取することができます。


タウリンに期待できる効果や効能

現段階で判明してきたタウリンの効果や効能は以下の通りです。研究がどんどん進んでいますので、これからも新たな発見が期待できそうです。

タウリンの効果・効能

効果がある具体的な症状など

生活習慣病の予防 糖尿病、脂質異常症、高血圧、肥満、動脈硬化、脂肪肝など
メタボリックシンドロームの改善 メタボリックシンドロームは内臓脂肪(ウエストサイズ)の基準に加えて、「高血圧」「高血糖」「脂質代謝異常」の3つのうち、2つ以上の項目に該当する状態であると定義されています。
アルコール代謝(肝臓の働き)を助ける 二日酔い、悪酔い、アルコール依存症など
肝臓病の予防・改善 肝炎、アルコール性脂肪肝、肝硬変など
高ビルビリン血症の改善 日本ではタウリンが高ビルビリン血症の改善薬として処方されています。タウリンは胆汁酸抱合作用により、肝臓からの胆汁の排泄を促進してくれるため、胆汁うっ滞を防ぎ、肝障害や高ビルビリン血症などのリスクを軽減する効果があります。
悪玉コレステロールを減らす 悪玉コレステロールは血液中で増加すると動脈硬化や高血圧などのリスクが高まると言われています。
循環器疾患の予防 心筋梗塞、脳卒中など
心臓の収縮機能の改善 タウリンは心不全患者の症状が改善することが判明していますので、心不全の治療薬として使われています。
消化器疾患の予防 胃潰瘍、腸炎など
腎臓の機能障害の予防

タウリンは交感神経の活動を抑えてくれますので、それによって腎臓機能の障害を防いでくれます。

 

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アンチエイジング効果 タウリンの抗酸化作用などにより老化を遅らせる効果があります。
美容効果 タウリンが持っている浸透圧調整作用により、皮膚表皮の水分量を調節してくれたり、紫外線から肌を保護してくれる効果が期待できます。
筋肉の痙攣の緩和 痙攣の代表的なものに、腓(こむら)と呼ばれるふくらはぎ部分の筋肉がつる「こむら返り」などの症状があります。腕、首、太ももなどにも同様の症状が出ることもあり、発症すると激しい痛みを感じます。
スタミナアップや疲労回復効果 タウリンが細胞の中でエネルギーを産生する働きがあるミトコンドリアの機能を維持・改善しますので、それがスタミナアップや疲労回復に繋がると考えられています。
ミトコンドリア病の改善

ミトコンドリア病の中ではメラスが最も頻繁に発生する病気で、低身長、筋肉萎縮、てんかん発作、頭痛、難聴、乳酸アシドーシスなどの症状が現れます。

 

中でも特徴的な症状は脳卒中様発作で、脳卒中のように突然言葉を話せなくなったり、視野の半分が見えなくなったり、手足の麻痺などを引き起こします。

 

研究の結果、タウリンはメラスの改善に有効であることが明らかになりましたので、現在、ミトコンドリア治療薬として開発が進められています。

 

 

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タウリンの作用

お酒を飲み過ぎた人たち

 

 

タウリンの持っている様々な作用が、私たちに嬉しい健康効果をもたらしてくれています。以下に、主な作用をピックアップしてみました。

タウリンの主な作用

1.アセトアルデヒドの分解を早める作用

お酒を飲むと頭痛、吐き気、嘔吐などの症状が現れることがありますが、これはアルコールを分解した際にできるアセトアルデヒドという有害物質による中毒症状です。アセトアルデヒドは肝臓にあるアルコール脱水素酵素がアルコールを分解して生成されます。

 

このアセトアルデヒドは、その後に肝臓にあるアセトアルデヒド脱水素酵素によって酢酸に分解されます。タウリンは、このアセトアルデヒドの濃度を抑制したり、アセトアルデヒド脱水素酵素の働きを2倍に高めて酢酸への変換を早める効果があります。

 

それによってお酒を飲んだ後の苦痛を緩和してくれるのです。

 

また、お酒をたくさん飲んで、アルコール分解が進むと酢酸が増えてしまいます。酢酸が増え過ぎると糖や脂肪が分解されずに滞ってしまいますので、肥満、糖尿病、脂肪肝などを引き起こす可能性が高くなります。

 

タウリンは酢酸と結合して、尿から酢酸を排出するという作用がありますので、糖や脂肪が蓄積されるという事態を防いでくれます。

 

2.恒常性維持作用(ホメオスタシス)

温度や浸透圧(イオン濃度)などの外部環境に変化が生じても、内部環境を一定に保つように働きかけることを恒常性維持作用と呼び、タウリンもこの力を持っていると考えられています。その作用の代表的なものとして浸透圧調節作用があります。

 

浸透圧とは、半透膜を通して濃度が異なる2つの液体が存在する際に、濃度が低いほうから高いほうへ液体が移動して、濃度を均一にしようとする圧力のことです。この浸透圧の均一化をサポートするのが浸透圧調節作用です。

 

また、タウリンは正常なものに対しては反応しませんが、異常な状態を発見すると正常に戻そうとする特徴があります。例えば、血圧が正常な人がタウリンを摂取しても変化はありませんが、血圧が高い人に対しては、血圧を下げる働きをしますし、血圧が低い人に対しては血圧が上昇するように働きかけます。

 

つまり、タウリンを摂取すれば、血圧が高くても低くても、それを正常化してくれるということです。

 

3.胆汁酸抱合作用

胆汁酸は、食物の消化を助ける役割を持っている胆汁の成分の1つです。この胆汁酸はタウリンと抱合して、消化物の中の脂肪分を乳化させる洗剤のような働きをしています。それによって小腸での脂肪の消化や吸収をサポートしています。

 

胆汁は肝臓から分泌された成分で、胆嚢に蓄積されて、消化物が十二指腸に到達すると胆嚢から十二指腸へ運ばれます。また、胆汁は胆汁酸、コレステロール、ビルビリンを排泄する役割を持っています。

 

そんな中で胆汁酸は水に溶けにくく、そのままの形では胆汁に溶け込むのが難しいという特徴があります。それによって肝臓から胆汁が排泄されにくくなり、「胆汁うっ滞」の状態になります。この状態になると、ビルビリンの排泄にも支障が出て、血液中のビルビリン濃度がアップして高ビルビリン血症を引き起こします。

 

もちろん、胆汁酸も肝臓内に停滞することになりますが、胆汁酸は肝毒性が強いため、排泄作用が滞ると肝障害を引き起こすことがあります。

 

しかし、胆汁酸はタウリンと抱合することによって親水性が高まり、胆汁に溶けやすくなりますので、毒性が低下して肝障害が発症しにくくなります。それに加えて、胆汁酸が胆汁に溶けやすくなると肝臓から胆汁が排泄されるようになりますので、胆汁うっ滞の状態を改善できるのです。

 

つまり、タウリンは胆汁酸と抱合して肝臓と腸を循環しながら、様々な機能を助けてくれているのです。また、タウリンにはコレステロールの体外排出を促進する作用もあります。

 

4.運動機能を高める作用

タウリンはスタミナアップや疲労回復に良いと言われていますが、これはタウリンがミトコンドリアの機能を正常に維持したり改善する効果があるからだと思われます。

 

人間の筋肉には、短時間で大きなパワーを発揮する短距離選手などに多く付いている速筋と、長時間継続的な運動を行うスタミナ重視のマラソン選手などに付いている遅筋があります。タウリンはマラソン選手などに多く付いている遅筋に多く含まれています。

 

スタミナを維持するために必要となる遅筋型の筋肉は、速筋型に比べて、ミトコンドリアの量や機能に優れていますので、タウリンを摂取するとスタミナがアップして運動機能の向上が期待できます。

 

また、過激な運動や長時間の運動を行った際には、体内に様々な病気の原因となる活性酸素が増加しますが、タウリンは活性酸素から細胞を守る抗酸化力がありますし、運動後に生じる筋肉痛を和らげる働きもあります。

 

5.脂肪燃焼作用

脂肪が蓄積されると肥満や糖尿病などの原因になりますし、内臓脂肪が増えてメタボリックシンドロームになると動脈硬化性疾患の発症リスクが高まります。そのため健康維持のためには、余分な脂肪を溜めないことが大切なのです。

 

タウリンを吸収すると、脂肪組織でエネルギー産出に関わる遺伝子(PGC-1α、PPARα、PPARγ)の量が増加することが判明しています。そのため脂肪燃焼が促進してエネルギーが消費されますので脂肪が減少します。

 

6.抗酸化作用

私たちは体内に酸素を取り入れていますが、その一部は活性酸素と呼ばれる物質に変化します。この活性酸素は増え過ぎると、私たちの生体にダメージを与える嫌な物質なのです。タウリンは活性酸素から細胞や血管を守ってくれる抗酸化作用があります。

 

活性酸素はストレス、激しい運動、お酒の飲みすぎ、紫外線、喫煙などで発生しますので注意しなければなりません。

 

7.交感神経抑制作用

内蔵や血管の機能をコントロールする自律神経には、交感神経と副交感神経があります。この2つはどちらか一方が働いている時は、もう片方は働いていません。

 

交感神経は運動したり、緊張した時に働きます。神経伝達物資であるアドレナリンやノルアドレナリンが分泌されて興奮状態になり、血圧も上昇します。それに対して副交感神経はリラックスしている時や睡眠中に働きます。

 

タウリンはアドレナリンの血中濃度を低下させて、交感神経の異常な興奮状態を抑える作用があります。

 

タウリンは、特にお酒を飲む機会が多い方、疲れやすい方、生活習慣病が気になる方にオススメしたい成分で

 

最も効率的に体内に吸収する方法は

タウリンサプリメントを摂取することです。

 

生活の中に上手に取り入れて健康維持にお役立てください!


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