ノコギリヤシと腎臓の関係は?

ノコギリヤシ、人体図

 

 

 

ノコギリヤシは腎臓にいいのでしょうか?


 

一般的にノコギリヤシと言えば、頻尿などの泌尿器系のトラブルや薄毛に関する悩みなどを解決する成分というイメージが強いと思います。そのため「腎臓とはあまり結びつかない」と思う方がいらっしゃるかもしれません。

 

しかし、泌尿器系と腎臓は繋がっていますし、腎臓で最も重要な機能は血液を濾過して尿を作り出すことです。そのため泌尿器系のトラブル改善に良いノコギリヤシは腎臓との関係も深いのです。

 

つまり、腎臓に対して直接作用しなくても、間接的に好影響を与えてくれているということになります。その根拠につきましては、当ページ内の「効果・効能と腎臓への影響について」にてご説明しています。

 

尚、ノコギリヤシは日本では医薬品として認可されていません。そのため摂取される際にはサプリメントや健康食品を購入されると良いでしょう。

 

腎臓サプリメントの中にもノコギリヤシが配合されている製品があります!

 

ノコギリヤシはこれまでアメリカやヨーロッパなどで盛んに利用されてきましたが、近年は日本でも大きな注目を集めるようになりました。そのためノコギリヤシのサプリメントがどんどん開発され、たくさんの商品が出回っています。

 

特に頻尿に悩む中高年の男性の方に人気があります。夜中に何度もトイレに起きるという悩みを解決するために購入しているようです。


ノコギリヤシとは?

ノコギリヤシと女性、夫婦

 

 

ノコギリヤシってなに?

 

名前は聞いたことがあっても、具体的にはご存知でない方もいらっしゃると思いますので、詳しくご説明します。

 

ノコギリヤシはヤシ(椰子)科の植物の一種で、別名、「ノコギリパルメット」「ソウパルメット」とも呼ばれています。

 

高さが2〜4mくらいですのでヤシの中では小さいほうです。葉は無毛の掌状で大きさは50〜100pくらいです。20くらいの小葉があり、細かくて小さな棘に覆われています。それがノコギリヤシの名前の由来という説があります。

 

そのため迂闊に近づくと、棘が刺さってケガをすることもありますので注意しなければなりません。

 

このノコギリヤシは、アメリカ西南部の固有種で、主にサウスカロライナ州南部からテキサス州くらいまでの大西洋岸やメキシコ湾岸あたりに分布し、一部はカリブ海沿岸にも広がっています。また、メキシコ湾の内陸部に位置するアーカンソー州南部にも生息しています。

 

砂浜や松・広葉樹の下生えとして湿地などに繁殖していますが、長寿で成長が遅く、特に栽培が盛んなフロリダ州には、樹齢500〜700年と推定されるノコギリヤシもあると言われています。

 

ところで、ノコギリヤシを私たちの健康に役立てるには果実からエキスを抽出する必要があります。果実は熟成度によって黄色、オレンジ色、褐色(黒)へと変化し、黒い果実が最も良質なエキスが取れます。尚、果実は毎年、夏から秋にかけて収穫されています。

 

ノコギリヤシの果実は、昔からアメリカのインディアンたちが食べたり、滋養強壮や尿トラブルの治療に使っていました。その後、ヨーロッパ人が北アメリカ大陸に移住し、インディアンたちがノコギリヤシの果実を利用していることに注目してどんどん研究がすすめられました。

 

また、ヨーロッパでも大きな関心が寄せられ、1990年にフランスのシャンポール博士が「前立腺肥大症に効果がある」と発表したことにより、ヨーロッパ中がノコギリヤシの果実に注目するようになりました。

 

現在ではフランスをはじめ、ドイツ、イタリア、イギリス、スウェーデン、ベルギー、ハンガリーなどの

ヨーロッパ諸国では前立腺肥大症を治療する医薬品として認可

されています。また、育毛などにも良い効果があることがわかってきました。

効果・効能と腎臓への影響について

トイレを我慢する男性、髪が薄い男性

 

 

それではノコギリヤシの効果・効能をご説明して、腎臓にどのような影響があるかお伝えします。ノコギリヤシの成分には、植物ステロール、オクタコサノール、脂肪酸などがあり、それらが素晴らしい働きをしてくれるのです。

 

前立腺肥大症の予防や改善

前立腺肥大症は男性特有の泌尿器系の病気で、尿道部分の前立腺が肥大することによって尿道を圧迫して、頻尿などの排尿トラブルが発生する病気です。

 

中高年と呼ばれる年代の方に多い病気で、高齢になるほど発症している人の割合が高くなります。具体的には50歳を過ぎると急激に増加し、20〜30%くらいの方に見られるようになり、60歳や70歳になると、その割合がどんどん増えていくそうです。

 

前立腺とは男性の体だけに存在し、膀胱のすぐ下にある栗の実くらいの大きさの臓器です。重さは15〜20gくらいあります。中を尿道が通っていて、精液の一部である前立腺液を分泌する役割を持ち、生殖に欠かせないものなのです。

 

これが大きくなることによって、様々な症状が発生するのです。実際にどのような症状が発生するかご紹介します。

 

<前立腺肥大症による主な症状>

 

1.排尿での症状
「尿が出にくい」「尿の勢いが弱い」「尿が途中で途切れる」「尿線が分かれてしまう」「尿が出るまでに時間がかかる」など

 

2.畜尿に関する症状
・頻尿(※目安として1日にトイレに行く回数が8回を超える、夜間頻尿は就寝後2回以上トイレに行く)
・尿意切迫感(急に我慢できない尿意が感じる)
・切迫性尿失禁(我慢できるに尿漏れを起こす症状)

 

3.排尿後の残尿感
・「トイレに行ったけれど、スッキリしない」「まだ、残っているよな感じがする」などの症状
・排尿後の下着を装着したところ、尿が漏れて下着に付いてしまう「排尿後尿滴下」

 

 

頻尿につきましては前立腺肥大症を含めて、様々な原因で発生しますので、いくつか事例をご紹介します。

 

まず、前立腺肥大症になると過活動膀胱という疾患を合併しやすくなります。過活動膀胱は尿が充分に溜まっていないにもかかわらず、膀胱が収縮してすぐに尿意を感じてトイレに行くようになってしまう症状ですので、結果的に頻尿を引き起こしてしまいます。過活動膀胱は脳卒中やパーキンソン病などの中枢神経疾患などでも発症します。

 

また、前立腺肥大症によって排尿障害が進行すると残尿が発生してしまいますが、残尿になると、膀胱に排出できなかった尿が残ってしまいますので、新たに生成された尿を溜めるスペースが少なくなります。そのため1度の排尿量が減少して、何度もトイレへ足を運ぶことになってしまい、頻尿になってしまいます。

 

その他には、膀胱炎や前立腺炎でも頻尿になりますし、高血圧、心不全、腎機能障害などは夜間頻尿の要因にもなります。

 

ところで前立腺肥大症の原因ですが、男性ホルモンと加齢が関係していると言われています。しかし、現在はまだハッキリ解明されていません。

 

一説によると、男性ホルモンの中に存在するテストステロンという物質が、「5αリダクターゼ」という酵素によって「ジヒドロテストステロン」という物質に変えることで発生すると考えられています。

 

このジビドロテストステロンが前立腺の細胞を増加されることが肥大の原因となっているということです。

 

ノコギリヤシは、5αリダクターゼの働きを抑制する作用がありますので、必要以上にジビドロテストステロンを生成させるのを防いでくれますので、前立腺肥大の予防や改善に有効なのです。

 

また、最近の研究でノコギリヤシに含まれているオレイン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、リノール酸、パルチミン酸などの遊離脂肪酸は、前立腺と膀胱の筋肉の収縮を抑制して、排尿トラブルを改善する働きがあることがわかりましたので、不安がある方はぜひ試してみましょう。

 

AGA(抜け毛や薄毛)の予防や改善

薄毛や抜け毛などのAGAの改善に良い理由については、男性ホルモンが関係しています。

 

男性ホルモンの中には「テストステロン」という物質がありますが、このテストステロンは体内に存在している「5αリダクターゼ」という酵素と結合すると「ジヒドロテストステロン(DHT)」という物質に変えられてしまいます。

 

このジヒドロテストステロンは頭皮において皮脂を過剰に分泌させるため、毛穴を詰まらせてしまいます。それが薄毛や抜け毛などの原因になるのです。また、髪を作る元になっているタンパク質の生成を妨害する作用もあります。

 

つまり、ジヒドロテストステロンは薄毛や抜け毛などのAGAを促進させる要因となっているのです。

 

この問題の改善にはノコギリヤシが役に立ちます。

 

なぜなら、ノコギリヤシの成分である植物ステロールのβシトステロールやオクタコサノールは、ジヒドロテストステロンを作り出している5αリダクターゼの働きを抑制して、ジヒドロテストステロンが過剰に生成させるのを防ぐ働きがあるからです。これは同時に前立腺肥大の解消にも有効と言えるでしょう。

 

尚、ジビドロテストステロンが完全になくなってしまうと、ホルモンバランスが乱れて、性欲が減退したり、低血圧などの症状が発生してしまいますので、あまり良くありません。

 

あくまでも過剰な分を抑えるのが理想的です。そのためノコギリヤシがピッタリなのです。

 

腎臓への影響について

ノコギリヤシは腎臓へ好影響を与えてくれる

ことは間違いありません。

 

その理由は腎臓が尿を作る器官ですので、泌尿器系と関係があるからです。

 

ご説明した通り、ノコギリヤシは泌尿器系の疾患である前立腺肥大症の改善に効果がありますが、そのことが腎臓の状態を良好にしてくれる要因なのです。

 

前立腺肥大症になると、その合併症で尿閉を引き起こすことがあります。尿閉とは膀胱内に尿が充分に溜まっているにもかかわらず、排出できない状態のことで、かなり辛くて苦しい思いをしなければなりません。

 

前立腺が肥大して膀胱の出口が塞がれることによって発症しますので、前立腺肥大の症状が大きいほど、尿閉になりやすくなります。

 

尿閉になると腎臓で生成された尿を膀胱へ送り出そうとしても、多量の尿が残っていて、それができなくなりますので、腎臓が腫れて水腎症という病気を引き起こしてしまいます。そして、それが進行すると腎不全になることもあるのです。

 

そこでノコギリヤシによって前立腺肥大症を予防・改善すれば、腎臓にも良い影響を与えてくれることになります。ただし、前立腺肥大症は男性の病気ですので、女性の方には当てはまりませんので、ご了承ください。

 

しかし、ノコギリヤシは女性にとっても素晴らしい効果が期待できることがわかってきました。摂取することによって女性ホルモンの分泌を促進し、生理不順、生理前症候群、不妊娠などの改善効果が期待できるそうです。


ノコギリヤシはサプリメントが摂取すやすい!

ノコギリヤシを気軽に摂取するのであれば、サプリメントがお勧めです。今やノコギリヤシのサプリは様々な商品が発売されていますので、じっくり比較検討して選びましょう。最も重要なのは自分の体に最適な商品を選ぶことです。

 

そのためノコギリヤシ以外にどのような成分が含まれているかというのも見逃してはいけません。また、口コミ情報も参考にするようにしましょう。当サイトでオススメしているのは、クレアギニンEXです。

 

 

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