オルニチンとは?最近話題の健康成分

本しめじ、オルニチン、しじみ

 

 

オルニチンとは何でしょう?

 

オルニチンという言葉を聞いたことがある方はたくさんいらっしゃると思います。最近はテレビのコマーシャルなどで、オルニチンのサプリメントが盛んに宣伝されていますので、自然に耳に入ってくることが多いでしょう。

 

「なんとなく体に良さそう」、あるいは「二日酔いや疲労回復に効果がありそう」というイメージを持っている方が多いと思いますが、実際にどんなものであるか、ご存じの方は少ないと思います。

 

そこで、こちらではオルニチンについてご説明しています。

 

オルニチンとは遊離アミノ酸の一種で、もともと私たちの体内に存在している物質です。肝臓内の尿素回路で機能し、アンモニアという有害物質を解毒するという重要な役目を担っています。それによって肝臓の働きを活発にしますので、腎臓への負担も軽減してくれます。

 

具体的には疲労回復、新陳代謝の促進、肝機能の活性化に効果があると言われています。また、最近の研究ではアンチエイジング、肌質や免疫力の改善にも役立つことがわかってきました。

 

オルニチンを豊富に含んでいる食品はキノコ類、シジミ、カジキマグロ、ヒラメ、チーズ、パンなどです。以前はシジミが最も含有量が多いと言われてきましたが、最近はシメジなどのキノコ類に多く含まれていることがわかってきました。

 

そのため、体が疲れた時は、キノコやシジミをたくさん食べて尿素回路を活発にしてアンモニアを解毒して疲労回復をはかると良いでしょう。

 

もちろん、サプリメントを活用すれば、食べ物よりも効率的に栄養を摂取することができますのでオススメです。


オルニチンは遊離アミノ酸!

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遊離アミノ酸とは何でしょう?

 

オルニチンは遊離アミノ酸の1種ですが、これについて、もう少し詳しくご説明します。

 

人間の血管、内蔵、筋肉、皮膚、爪、毛髪などはタンパク質からできています。人間の体はおよそ70%が水分ですが、15〜20%はタンパク質なのです。タンパク質は私たちの体を構成しているコラーゲンやケラチンなどの構造タンパク質以外にも、体内で様々な働きをする機能タンパク質があります。

 

機能タンパク質の種類は以下の通りです。

 

代謝などの化学反応を促進する触媒となる酵素タンパク質
必要な物質を運搬する役目を持つアルブミンなどの輸送タンパク質
栄養を蓄えるサポートをしているフェリチンやヘモシデリンなどの貯蔵タンパク質
筋肉の収縮や構成に関与するアクチン・ミオシンをはじめ、運動に関連した収縮タンパク質
異物の侵入を除去するなど免疫機能に関与している防御タンパク質
DNAや遺伝子をコントロールするタンパク質、またはカルシウム結合タンパク質のカルモジュリンなどを指す調整タンパク質

 

そのタンパク質を構成しているのがアミノ酸です。つまり、アミノ酸が私たちの健康を支えていると考えて良いでしょう。

 

アミノ酸は自然界におよそ500種類存在していますが、そのうちタンパク質を構成しているものは20種類です。20種類のアミノ酸は、それぞれ複雑に組み合わさってタンパク質を作り上げているのです。アミノ酸には体内で合成できる非必須アミノ酸と体内で作ることができない必須アミノ酸があります。

 

非必須アミノ酸(11種類) アスパラギン、アスパラギン酸、アラニン、グルタミン、グルタミン酸、アルギニン、システイン、プロリン、グリシン、セリン、チロシン
必須アミノ酸(9種類) ロイシン、バリン、イソロイシン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプトファン、ヒスチジン、トレオニン(スレオニン)、リジン

 

 

これが一般的に知られているアミノ酸です。

 

しかし、体内にはその他にも様々なアミノ酸が存在しています。その中に遊離アミノ酸と呼ばれるものがあり、この物質はタンパク質を構成するものではありません。

 

端的に言うと、

単独で体内を巡回しているアミノ酸

なのです。

 

遊離アミノ酸は筋肉、臓器、血液の中に存在し、どこかの組織でアミノ酸が不足した場合にそれをサポートしてくれる役目を果たしています。つまりアミノ酸の予備(リザーブ)のようなもので、万が一の時にすぐに利用できる準備ができているのです。

 

そのため、私たちの健康維持に欠かせない重要な働きをしていると言えるでしょう。

 

この遊離アミノ酸の貯蔵庫はアミノ酸プールと呼ばれています。体内で最も大きなアミノ酸プールは骨格筋で、全体の50%にも及びます。骨格筋では1s当たり3〜4gの遊離アミノ酸が蓄えられています。

 

尚、どこかの組織で遊離アミノ酸が増え過ぎてしまった時は血液中に放出されます。

 

遊離アミノ酸にはアルギニン、オルニチン、シトルリンなどがあります。


どのような働きをしているか?

老夫婦、寝ている女性

 

オルニチンはどのような働きをしているでしょう?

 

それではオルニチンの働きについてご説明します。

 

遊離アミノ酸の1つであるオルニチンは体内に入ると腸に吸収されて、肝臓、腎臓、筋肉などに運ばれます。最も大きな仕事は、肝臓の細胞内でオルニチンサイクル(尿素回路)というアンモニアを代謝する回路で活躍し、有害物質であるアンモニアの解毒を促進することです。

 

このサイクルでアンモニアは無毒な尿素に変換され、その後、心臓や肺などの体内を巡回して腎臓に運ばれて尿として排泄されます。また、オルニチンは尿素を生成した後に肝臓で再生されて、引き続き尿素回路で仕事をします。

 

この尿素回路は1932年にハンス・クレブスとクルツ・ヘンゼライトによって発見されました。尿素回路が活動する過程で、オルニチンは様々な物質と反応して変化します。オルニチンにアンモニアの成分や炭酸が結合されてシトルリンに変化し、シトルリンにアミノ基が加わってアルギニンになり、最後にアルギニンと水が反応して尿素とオルニチンになります。

 

オルニチン回路

 

ところで、アンモニアとは、どのような物質なのでしょう?

 

アンモニアは主に腸内で悪玉菌が増えている状況の中でタンパク質やアミノ酸が分解されて生成されます。栄養が偏ったり、激しい運動をすると発生しやすくなります。アンモニアは有害物質であり、増えてしまうと体に良くありません。

 

その理由は、肝臓内ではオルニチンサイクル以外にも、人間が生命活動するために必要なエネルギー(ATP)の生成に関与しているTCAサイクルというもがありますが、アンモニアはこれを妨害する作用があるからです。つまり、エネルギーの生成がスムーズにいかなくなり、体内に有害物質が蓄積されますので疲れやすくなってしまうのです。

 

それに加えて、血液中にアンモニアが増え過ぎると肝性脳症(かんせいのうしょう)などの怖い病気に繋がることもあるのです。

 

そのためオルニチンがアンモニアを解毒することは、エネルギーの生成をスムーズにして、疲労や病気などを防いでくれているということになります。

 

また、オルニチンは、お酒の飲み疲れの改善にも良いのです。その理由についてご説明します。

 

お酒を飲むとアルコールを分解する過程でアセトアルデヒドという有害物質が発生し、この物質が肝細胞を傷つけて機能を低下させたり、エネルギー(ATP)の生成を阻害してしまうのです。そのため肝臓はアセトアルデヒドを処理しなければならなくなります。

 

そして、もう1つアルコールを摂取することによってNADH(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)という物質が増えます。このNADHは脳のエネルギーである糖やケトン体が肝臓の細胞内(ミトコンドリア)で生成されるのを妨害してしまうのです。そのため脳がエネルギー不足に陥り、二日酔い状態が続くことになります。

 

この改善策として有効なのは、オルニチンを摂取してオルニチンサイクルを活性化させることです。尿素回路でアンモニアの分解・解毒を促進すれば、その過程でNADHも消費されて脳のエネルギー不足が解消されるのです。それによって疲労が回復します。

 

また、肝臓全体の機能を正常に維持することにも繋がるのです。

 

ところで、このアンモニアの解毒作業は肝臓だけでなく、腎臓でも行うことができます。しかし、通常、アンモニアは肝臓で無毒化されて尿素となり体内を巡り、最終的に腎臓で排泄されますので、腎臓が無毒化作業をメインに行うことはありません。

 

ところが、肝臓がその機能を充分に果たすことができなければ、肝臓に代わって腎臓が処理しなければなりません。そうなると腎臓に大きな負担がかかるため、機能が衰えたり、腎臓が本来抱えている仕事ができなくなるなどの問題が発生します。

 

つまり、肝臓が悪くなりオルニチンサイクルが充分に機能しなくなると、腎臓にも悪影響を与えることになるのです。

 

そのため

オルニチンを摂取して尿素回路を活発にすることは肝臓にも腎臓にも良い

ということになります。オルニチンとは、それだけ私たちの体に重要な物質なのです。

 

それでは、これまでの説明を含めて、様々な効果や効能をご紹介します。

 

オルニチンの働き

期待できる効果・効能

オルニチンサイクル(尿素回路)の活性化 疲労回復、肝臓や腎臓の機能向上、筋肉増強、アルコール性疲労の回復、加齢臭の抑制、体力や持久力のアップ、免疫力向上
成長ホルモンの分泌(新陳代謝の活性化) 筋肉増強、ダイエット、美肌、皮膚の傷の治癒を早める、

 

 

上記の他には、「精神的なストレスを軽減する効果がある」とも言われています。これは実際に検証したそうですが、オルニチンを摂取したことにより、ストレスを感じた時に分泌されるコルチゾールという物質の分泌量が下がったそうです。

 

また、「眠りの体感や翌朝の頭の働きが改善する」という可能性があることも発表されています。これも検証結果に基づいて発表されていますので、一般的にオルニチンを飲むと朝の目覚めが良いと言われているのも頷けます。

 

このように私たちの健康維持のために一生懸命に働いてくれていますので、必要不可欠な物質であることは間違いありません。


どのように摂取したら良いか?

オルニチンを体外から摂取するにはどうしたら良いのでしょう?

 

これまでオルニチンとはどのようなものであるかご説明してきましたが、健康促進のためには外部から取り入れることも必要になることがおわかりだと思います。そこで、その方法についてご紹介します。

 

1.食べ物

キノコ類にはオルニチンが豊富に含まれていますので、キノコを使った料理を食べると良いでしょう。以前は「オルニチンと言えばシジミ」と言われるくらい、シジミに最も多く含まれていると考えられていましたが、研究の結果、キノコ類に多いことが判明しました。

 

特にホンシメジはシジミと比較すると約10倍の含有量を誇っています。

 

下記にオルニチンを多く含んでいる食材をピックアップして、食品100g当たりのオルニチンの含有量をグラフで表しましたので、ぜひ参考にしてください。

 

オルニチンが含まれている食品のグラフ

 

2.サプリメント

オルニチンをサプリメントで摂取するのであれば、栄養が豊富な「しじみにんにく極み」がオススメです!「しじみ」と「にんにく」という2つの栄養満点の食材を体に吸収できます。

 

それ以外でも、最近テレビで話題になっているスッポンも取り入れています。スッポンには人間が生きるために必要と言われている20種類のアミノ酸がすべて含まれています!

 

しじみにんにく極みは、2粒で、しじみ500個分のオルニチンを摂取できます。顧客満足度95%を誇るサプリメントです!

 

 

 

しじみにんにく極み!

 

しじみにんにく極み

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